2006/06/13

ヒジキ・・・生命維持に欠かせない酵素を作る必須ミネラルの塊

すっかり多忙な日々が続いております(^^;)でもがんばりまーす

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必須ミネラルの多くは生命活動に不可欠な酵素の構成要素である。その酵素の種類は何百と多数で、動物にとっても植物にとっても生命維持のために不可欠なのだ。
 そのミネラルを土や水から吸い取ることが出来るのは植物だけである。植物を食べることでわれわれは必要なミネラルを得ている。肉や魚介類から得ているミネラルも植物由来のものなのだ。
 農業でみると、野菜が畑から必要なミネラルを吸い取ると、次に植えられる野菜は健康に育たないので、畑にミネラルを戻してやらなくてはならない。そこで、数種類のミネラルだけを戻すのが化学肥料による農業、吸い取ったすべてのミネラルを戻すのがオーガニックの農業だ。
 当然、オーガニックのほうが栄養的に優れているので、選択の余地がある場合にはオーガニックの野菜を選択すべきだが、海藻はみなオーガニックである。

 海藻はあらゆるミネラルが溶け込んでいる海水から、自分の必要とするミネラルを必要なだけ取り込んでいるからだ。
 だから、海藻はみな最高のミネラル源だが、ヒジキは全食品中トップの鉄源である。カルシウム、カリウム源としてもベスト10に入る。その他の必須ミネラルも網羅的に含んでいて、栄養になるミネラル以外の成分は100あまり見つかっている。
 いまはヒジキ採取の盛期で、新物が出回っているので、ときには食卓にのせたい。

〈ヒジキの煮しめ〉
▽材料
 干しヒジキ適量、油揚げ適量
▽作り方
(1)干しヒジキを水に漬けて戻す。水を替えながら30~40分間漬けて洗い、水を切っておく。
(2)適宜に切った油揚げと戻したヒジキを鍋に入れ、ヒタヒタまで酒を注ぎ、しょうゆを加えて中火で加熱。しょうゆは加え過ぎないよう注意。味をみて不足なら足すようにする。甘味が不足なら酒を足しながら煮て、味を調えて出来上がり。
 ヒジキは野菜炒めに加えてもよい。その場合は戻したヒジキを野菜と一緒に炒める。味は塩だけで調える。
 戻したヒジキをそのまま酢みそであえてもおいしい。

▼丸元淑生(まるもと・よしお) 1934年、大分県生まれ。東京大学文学部仏文科卒。作家、栄養学ジャーナリスト、料理研究家。

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