« 栄養とは~分子栄養学からみた全体像① | トップページ | マグネシウムでメタボリックシンドロームのリスク低下 »

2006/04/11

分子栄養学からみた全体像②

(栄養とは~分子栄養学からみた全体像①の続き)

では、今日から何を食べるか?その材料についてのお話しです。

まず、その材料は、大きくわけて、2つのグループに分けられます。

1つは、カロリーグループ、もう一つは野菜グループ として考えて見ましょう。

まずは、カロリーグループから。カロリー源となる栄養素は三つあり、たんぱく質・炭水化物・脂質です。

さあ、たんぱく質は十分取れていますか?たんぱく質が低下すると、免疫が下がり、風邪ひきやすく、また花粉症になりやすかったりします。お肉でたんぱく質をとればいいじゃん?となりますと、同時に脂肪もたくさん摂取しますし、お肉は酸化されやすいため、お肉を食べると体内が酸性に傾くなど、また最近のお肉はどんなものからとってるかもわからないという、さまざまなデメリットもたくさんあります。
では魚からとればいいじゃないという点も、まぐろなどは汚染が激しいということや、これまたデメリットがたくさんあります。
というわけで、もっとも安心な蛋白源といえば、豆類や、それから、しじみなども非常にプロテインスコアが高い食べ物です。そういったものでたんぱく質を補っていったらよいのではと思います。

次に、炭水化物です。これは、いうまでもなく十分すぎるくらいとれているのではないでしょうか?ただし、問題は、精製された単純炭水化物(白い米、白いパン、白い砂糖など=死んだ食べ物)をとりすぎていること。これによって、ミネラル不足などさまざまな問題を引き起こしています。炭水化物は、精製されていない玄米や黒いパン、黒糖など、意識して精製されていないものをとるようにしたいものです。あと、三温糖は、白い砂糖にただカラメルで色をつけて黒くしているだけのただの白い砂糖とほぼ変わりませんので、三温糖はだめです。

最後に、脂質。脂質はホルモンを作ってくれたり、また、細胞膜がしっかりできていないと、代謝がしっかり行われないという意味で非常に重要です。ただ、油は十分とれているのですが、その質のバランスに問題があります。

脂質には簡単にいって、その分子構造から、オメガ3、オメガ6、オメガ9脂肪酸と分かれていて、その理想的な割合としては、オメガ3:オメガ6=1:4(現代人で)といわれていますが、現代人は、なんと1:20くらいにオメガ6脂肪酸が多いです。オメガ3脂肪酸は、魚の油、DHA,EPAなど、オメガ6脂肪酸は植物性の油、ドレッシングやサラダ油など。オメガ3脂肪酸は、血液をサラサラにし、炎症を抑えるなど健康のメリットが多いです。反対にオメガ6脂肪酸は、血液を凝固し、炎症を起こし、などデメリットが多いです。ちなみにオメガ9脂肪酸は身体にとってメリットが多い油です。

なので、オメガ3脂肪酸をたくさんとって、オメガ6脂肪酸を控えめにしなければならないのに、ほとんど食事からはオメガ3は取れず、ファーストフードや悪い油や全てオメガ6脂肪酸で、お菓子ばっかり食べてる現代の子供はその割合が1:50くらい?とまで言われています。
集中力のない子、アトピーや肌に炎症があったり、ぜんそくがあったりと、これらのほとんどがオメガ3脂肪酸を補うことで解決する可能性もあるくらい不足しています。

油は、ぜひ身体によいオメガ9脂肪酸(オレイン酸)のエクストラヴァージンオリーブオイル、もしくはちょっとゆずってキャノーラ油を高くても健康のために使っていただきたい、と思います。

週に4-5回青魚をとっても足りないし、その汚染度合いが問題とされるので、サプリメントからとるなら、ファーマネックスのマリンオメガでしょう。マリンオメガなら、南極のオキアミというプランクトンからとっているので汚染もなくアスタキサンチンという抗酸化作用もあり、DHA、EPAもたっぷりとれます。魚がとれない人、アレルギー体質の人、アトピー、ぜんそく、花粉症、集中力ない、赤ら顔、にきびや吹き出物、胃腸の炎症、気管支炎、血液サラサラ、高齢者のボケ防止など、とにかくとっていただきたいですね。

ちなみに私の父は、マリンオメガに変えただけでコレステロールが下がったと大騒ぎしていましたが・・・(笑)

(次回は、カロリーグループを燃やしてくれる野菜グループについて)

|

« 栄養とは~分子栄養学からみた全体像① | トップページ | マグネシウムでメタボリックシンドロームのリスク低下 »

コメント

こんばんは。こっちにも来ました。
色々ためになりますね。

私も自炊しているのですが、
油や塩は良い物を使う様にしてます。
少々高くても、1回の食事当たりで計算すると、5円も変わらないですよね?

油は以前はエキストラバージンオイルを使っていましたが、ある料理番組か何かで、沸点の関係で食べ物によって油を使い分けるべき、とか何とか言ってるのを聞いて、何故かキャノーラ油に変えました。
後はごま油とか。

塩も、NaClは使わずに、沖縄の粗塩とかそんなんを使ってます。
塩なんて、2年前に買った奴がようやくなくなるかな?って感じなので、幾ら高いモノをかっても財布に響かないですよね。

投稿: | 2006/04/20 21:16

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 栄養とは~分子栄養学からみた全体像① | トップページ | マグネシウムでメタボリックシンドロームのリスク低下 »