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2006/04/17

セリ科野菜の効力

セリって体にいいんですよぉ~!!丸元さんの記事より

飾りじゃもったいない!セリ。

セリ科の野菜をアメリカ国立ガン研究所は、最も重要な抗ガン食品のグループに入れている。
セリ科の野菜を挙げてみると、せり、三つ葉、明日葉、人参、セロリ、パセリ。みな独特の香りがあり、味もそれぞれ比類のないものだ。

それは他の野菜では得られないさまざまな成分を含んでいる証拠であり、それだけの多種類の成分はサプリメントでは補うことが出来ないので野菜そのものを食べるしかない。健康で長生きしたい人は食事にセリ科の野菜が含まれていることを、時どき確かめてみる必要がある。

せりは10月下旬から4月まで出回っているが、旬の早春のものは特に香りが強い。その早春のせりをおひたしにして食卓に出しておくと、私の経験では誰もがまっ先に箸(はし)をつける。それだけ体が求めているのだ。
三つ葉の茎を軟化させた切り三つ葉は春から夏が旬である。今からがおいしく値段も安くなる。この旬の三つ葉のおひたしがときどき食卓に並ぶような食事ならば長命の食事に違いない。

せりと三つ葉以外は周年出回っているので毎日の食事のアイテムにできる。パセリはわが国では洋食店の皿の飾りにされてきたので料理の主役から外されているが、もっと料理に使われるべきである。

揚げもの料理を食べるとガンのリスクの指標の1つにされている尿変異原性試験の数値が上昇する。だから揚げもの料理を毎日のように食べることは非常に危険で、ガンのリスクが高くなると思わなくてはならないが、パセリの働きの1つは変異原性抑制作用である。

パセリを一緒に食べておくと、揚げもの料理を食べても尿変異原性試験の数値があまり上がらないのだ。つまり、揚げもの料理の害をかなり打ち消してくれるわけで、揚げもの料理に添えられなくてはならないのは、飾り程度ではない量のパセリなのである。

人参を除いてセリ科の野菜はみな低カロリーの若茎、若葉野菜である。少ないカロリーで多種類の栄養をもたらすが、シカゴ大の研究者はセロリに含まれている3―n―ブチルフタライドというファイトケミカルに血圧を下げる強い力があることを確かめている。そして、研究者の1人は自分自身113グラムのセロリを毎日1週間食べつづけた結果、158/96の血圧が118/82になったと報告している。

セロリが何よりもよいのは、そのまま食べられる点で、料理の手間がかからない。

●まるもと・よしお 1934年、大分県生まれ。東京大学文学部仏文科卒。作家、栄養学ジャーナリスト、料理研究家。

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