« 医薬品成分(シルデナフィル及び類似成分)が検出されたいわゆる健康食品について | トップページ | アメリカでガンによる死亡者数が減少 »

2006/03/07

人参とセロリは最強のガン予防食品!!

栄養学の丸元さんの長命の食事編。にんじんもセロリも大好きです~。
-----
人参はセリ科の野菜でセロリの仲間である。
セリ科の野菜がガンを抑える働きをすることは多くの研究で明らかになっている。
 1989年にアメリカ国立ガン研究所は、ガンを予防する成分を含んでいる食品を食事に多くとり入れるよう提唱して、とくに重要な食品のリストをピラミッドの形の表にして発表したが、ピラミッドの一番上の最も重要度の高い食品のグループには人参とセロリが入っていた。

人参の重要な成分は、ファイトケミカルのカロテノイドの1つのアルファ・カロテンで、煮たり炒めたりした人参にはこの物質が全食品中トップの濃度で含まれている。
 アルファ・カロテンは強力な抗ガン物質で、動物を用いて実験すると、ガンの成長を抑えることが確認できるのだが、人参は脳卒中からも守ってくれることがわかっている。

8700人の看護婦を対象に8年かけて行われたハーバード大の研究によると、週に5本以上の人参を食べている人は、月に1本しか食べていない人よりも、脳卒中を起こす率が68%も低かったのだ。

それはアルファ・カロテン以外にも、人参にはわれわれの健康を支えてくれる成分が数多く含まれていることを示唆しているが、その1つのペクチン酸カルシウムという水溶性の食物繊維は、血中コレステロール値を下げることが確められている。

人参はガンと脳卒中を予防し、心臓病のリスクも下げてくれるのだ。

ビタミンやファイトケミカルの多くは熱に弱いので、加熱調理をすると一般にその量が減るけれども、人参は逆に、煮たり炒めたりしたほうが、体に使われる有効成分の量が増加する。
きんぴらごぼうなどは定番にしたい料理だが、人参を多く食べるにはサラダもよい。

作り方は簡単で、人参をグレイターでおろしてレモン汁をかけるだけ。
レモン汁のビタミンCが人参を生食する場合の栄養素の損失を防いでくれるので、レモンを先に絞っておいて、すぐにかける。あとはレーズンを加えてもよいし、亜麻仁油あるいはオリーブ油を加えてもよい。

グレイターでおろすと人参の組織がギザギザに切れる。それがおいしさのヒミツで、これを食卓に出しておくと、たいていの人はびっくりするくらいの量を食べられる。

◆丸元淑生(まるもと・よしお) 1934年、大分県生まれ。東京大学文学部仏文科卒。作
家、栄養学ジャーナリスト、料理研究家。

|

« 医薬品成分(シルデナフィル及び類似成分)が検出されたいわゆる健康食品について | トップページ | アメリカでガンによる死亡者数が減少 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 医薬品成分(シルデナフィル及び類似成分)が検出されたいわゆる健康食品について | トップページ | アメリカでガンによる死亡者数が減少 »