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2006/03/13

どうして果物を食べなくてはいけないの?

農林水産省の果物課からの記事のご紹介です。

果物は美味しいからだけではなく身体に必須の食品なので沢山食べてほしいと思います。どの位の量を食べればいいかというと、おおざっぱな言い方になりますが、ほとんどの人は今の量を倍にする必要があります。

果物は、野菜と同様に毎日食べる必要のある健康によい食事の基礎となる食品であると科学的研究から立証されています。
野菜の摂取量が不足していることについては多くの人が知っていますが、果物の摂取量不足についてはあまり知られていません。

食事バランスガイドの必要量から見ると果物の充足率は野菜よりも低いのです。例えば、国民栄養調査(平成15年度)によると、野菜と果物の摂取量が少ない20-29才の人は、野菜を1日当たり249.3g、果物を73.7gしか食べていません。野菜の1日当たりの必要量を
350g-420gとすると充足率は59.4-71.2%、果物の必要量を200gとすると充足率は36.9%です。

【果物は健康のために戦います】
果物には人に不可欠の栄養素であるビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれているだけではなく、ポリフェノールなど様々なファイトケミカル(植物由来の抗酸化成分:次週で詳しく説明)も豊富です。
このため果物を毎日たっぷり食べると疾病のリスクを下げることが期待できます。例えば、アメリカでは果物と野菜を中心とした食生活に改善する「5 A DAY」運動が行われて大きな成果を上げ、ガンの死亡者総数、死亡率、発症率のすべてが減少しました。
【果物とガン予防】
 果物や野菜は、多くのガンに対して発症リスクを下げることが明かになり、こうした効果を持つ食品は他にないことも分かりました。
そのため、「5 A DAY」運動が始まりました。ただ、何故、果物の摂取でガンのリスクが下がるのかについては、まだ特定されていません。
とはいえ、多くの医学的研究から果物を摂取しているとガン発症のリスクが低くなることが分かっています。
【果物と心臓病予防】
 心臓病予防のためには、果物や野菜が豊富で、飽和脂肪とコレステロールが少なく、低脂肪牛乳と全粒穀類の多い食事が有効です。こうした食事は、血圧とコレステロール値を下げることができるだけでなく心臓病発症のリスクを下げることが期待できます。
【果物と高血圧予防】
 高血圧予防のためのには、飽和脂肪、コレステロール、総脂肪を減らし、果物と野菜を多く摂取し、低脂肪牛乳に換えた食事にすると血圧を下げることができます。人に対する医学研究(Dietary Approaches to Stop Hypertension eating plan: DASH)では、こうした食事に換えると1カ月以内に血圧が下がりました。
【果物と2型糖尿病予防】
 肥満は2型糖尿病の強い危険因子です。従って、適切な運動とともに、肥満防止のために果物と野菜を中心としたバランスの良い食事を食べることが重要です。

その他、脳卒中、目の病気である白内障、繊維質の少ない食事や水分の摂取不足で起きる憩室症(けいしつしょう:風船状の袋が大腸などに多数できる疾病)、肺疾患、骨粗しょう症などでも果物摂取の有効性について科学的に次々と実証されています。
 以上の理由から、毎日くだもの200グラム以上食べてる必要があります。

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