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2006/02/27

心臓発作の40%以上が“サイレント”

日経ネットの記事です。
心臓疾患の予防は本当に大事です。なにか起こってからではもう遅すぎなのです。。。
 心臓発作(心筋梗塞)患者の4割が発症時に診断されておらず、“サイレント(無症候性)心臓発作”と呼ばれるこの発作が特に女性に多くみられ、症例の半数を占めていることがオランダ、エラスムス医療センター(ロッテルダム)の研究で明らかになった。

「European Heart Journal」2月14日号に掲載された研究報告で、同センター臨床心臓血管疫学助教授のEric Boersma氏は「患者自身はもとより、医療システムを用いても気づかれない心臓発作が相当の割合にのぼる」という。虚血性心疾患(IHD)による死亡は減少しているものの、無症候の心臓発作は高齢人口の増加に伴い、今後も重要な課題となると指摘する。

 今回の研究では、ロッテルダム近郊で実施された前向きコホート研究であるロッテルダム研究(Rotterdam Study)に参加した55歳以上の男女4000例以上を分析。1990年から1993年の間、心臓発作の既往のない男女を対象に心電図(ECG)検査および診察を実施し、1994~1995年と1997~2000年に1回以上の追跡検査を行った。

 その結果、心臓発作全体のうち43%、男性では3分の1、 女性では半数以上が診断されておらず、この男女差は55歳から80歳まで変わらないことが判明した。この状況は、オランダ以外の先進国にも当てはめることができるという。

 米レノックスヒル病院(ニューヨーク)のNieca Goldberg博士は「心筋梗塞をもつ女性の3分の2が診察を受けておらず、診察を受けた女性でもまだ疾患が見落とされている。きわめて残念なことだ」と述べる。

 「早期診断のためには、とにかく心電図検査を繰り返すことであるが、このような見解を示す前に、55歳以上の大規模集団に広く実施することの有益性を確かめるために、正式な費用便益(コスト・ベネフィット)分析を行う必要がある」とBoersma氏は述べている。

[2006年2月14日/HealthDayNews]

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